災害時のための備え。『水』…
私の視点。
先回、地震に見舞われなかった地方も、備えという意味で、大型地震予兆報道は強い教訓になったのではないでしょうか。
スーパーでは、大量にストックしている2ℓの水が一晩の内にスッカラカンとなり、コンビニは常に陳列可能量しか在庫を持っていませんから、当然一瞬で在庫切れ。
その翌日からコンビニは約2週間、納品制限が加わり、一店舗当たり、1銘柄につき一箱の納品。つまり一箱6本入ですので、サントリー天然水、いろはす、その他フランチャイズ銘柄、合わせて1日入荷する本数はわずか18本という、考えにくい納品状況が続きました。今後はこれだけ具体的に危機管理の必要性が差し迫ってくると、製造サイクルや緊急用としての在庫確保も変わってくるかも知れませんが、現状の状態が続くという前提で考えてみたいと思います。
先回の水不足騒動は、予兆喚起の時点で僅か2日後には、西日本一帯から、ほぼ全ての大容量ミネラルウォーターが無くなり、それから2週間、普通にミネラルウォーターが購入出来ないという現象です🧐。
地震の際は、水道水はきっと断水となり、見込めません。能登は、自衛隊や僅かな市町村の給水車で配給。そこにはポリタンクの行列です。ポリタンクの水、40℃近い夏場3日経って温まった水を、そのまま紙コップに注ぎ、心配することなく飲めますでしょうか…?
しかし一つ、意外だった事が。
2ℓ水は一瞬で無くなりましたが、500mlのペットボトルは意外と無くならなかったのです。いざ地震発生時には、全て無いと思いますが。
ここで、何とか急時に駆け込んで水を確保する、又は備える方法を考えてみます。
無くなる順番が、スーパー ➡️コンビ二の順番。2ℓ➡️1ℓ➡️500mlの順番です。という事は、いざとなった際は、コンビニに500ミリを真っ先に買いに行く方が、軒数も多いし手に入れる確率が高いのでは。
考え方を変えてみました。
私も身体を壊してから、甘い物は避け、毎日水やお茶、コーヒーを飲み水の主体としていますが、2リットルのペットボトルを買ったところで、がぶ飲みで1日かけても飲みきれないことが多いのです。傷まないよう小分けをするにも、カップや水筒への入れ替えが必要です。私は2リットルを買う場合は、よっぽど車中泊やキャンプなどに行く際買うぐらいでしょうか。それでも一度封を空けてしまいますから、腐らなくても夏場は長時間の保存には適しません。
ならば、備え用であれば、すこし高くても使い易い500mlのペットボトルを一箱買って置けばよいのではと。
カップヌードルにせよ、クッカーで米を炊くにせよ、一食当たり1人分で主食に使用する量は250ml程度。いつも手にしているペットボトルの約半分です。おかずは無いにせよ、ご飯とそのお供があれば大丈夫。プラス半分の水が飲料用として残ります。急時の節約状況下ですから贅沢は無理です。最低限主食とお水が必要分あれば。
1日3食分3本ということは、5日で最低15本必要。500mlペットボトルの一箱は通常24本入りです。小刻み保存ですから、飲み残してしまうような無駄も手間も掛かりません。
5日凌ぐための1人分のミニマムな水の備えとして。
このセットをいつでも直ぐに持ち出せるように、車の側に備えておこうと思います。
人数の多いご家庭ではこの算段では成り立ちませんのでやはり2リットルでしょうか。単身からご夫婦世帯くらいならこれで大丈夫かと。
日常持ち歩くのは、やはり500ミリリットルですよね。日頃から使った分5本ずつ入れ替えていけば、消費期限問題も解決。その他、寒さ対策や衣類、食事に必要な小道具一式、いつでも大丈夫なようにリュックに備えておきたいものです。